当院について

全人医療について

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全人医療について

基本方針

キリスト教精神に基づいた「全人医療」を実践し、患者さんならびに地域医療機関に最も信頼される中核病院であること。そのために、「生命の始まり=周産期医療」「存続への危機=急性期医療、救急救命医療」「生命の終末=エンドオブライフ・ケア」において高度であたたかな医療を提供することが淀川キリスト教病院の基本方針です。

ごあいさつ

病める方、支えるご家族のたましいの痛みに寄り添える病院でありたい

淀川キリスト教病院は1955年の設立以来「全人医療」、すなわち「からだとこころとたましいが一体である人間(全人)にキリストの愛をもって仕える医療」を地域の方々に提供することを第一に歩んでまいりました。2012 年の病院移転で急性期総合病院としての役割を強化し、2023 年秋の歯科口腔外科の開設をもって大学病院クラスの総合診療体制が完成します。生命の始まりから終わりまでのどの瞬間においても医療を必要とする状況は発生します。当院で担当しております周産期医療、命の危機への対応としての急性期医療・救命救急医療、がん医療、生命の終焉におけるエンドオブライフ・ケアなど、どの場面においても患者さんがスピリチュアルな痛みを経験することは少なくありません。従来わが国では医療者の意識が十分向けられて来なかった終末期以外におけるスピリチュアルな痛みへもしっかりと向き合ってチームを組んで医療を提供していく所存です。
極めて専門性の高い外科医として歩んできた経験を生かして、高度な専門的医療においても地域の医療関係者との連携を強化し、合理的で安心な併診体制の確立も目指したいと思います。幸い淀川キリスト教病院は小回りが利く状況を維持できておりますので、「いつ何が起こっても見放さない」そんな安心を提供し続けたいと思います。連携無くしては成り立ちえなかったコロナに振り回された3年間の経験も生かしていく所存です。
何卒ご指導ご厚情そして更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 笹子 三津留

創立のこころ

「神の栄光と人の救いのために捧げられた病院です」

淀川キリスト教病院は、いやしの奉仕により神の栄光と人の救いのためにささげられた病院です。この病院は、人がキリストの愛を通して神と健全な関係におかれたとき、はじめていやしの業が全うされるという信念に基づいて建てられた病院です。そして愛の力と現代医学の最高の知識と技術が、身体的、精神的、社会的、霊的必要を持った病める方々に向けられています。

当病院はチーム医療を通じて、総合的全人医療を提供する非営利的病院であり、日本における一般病院のなしうる最高の医療で、近隣や他の地域社会の中で活動しています。開設当時は米国長老教会より援助を受けていましたが、現在では自立して運営されています。この病院を訪れられるすべての方々に対して、健康な生涯を送っていいただけるように支援するとともに、当病院の活動や職員によって示された愛と思いやりとわざを通して、キリストにある生きた信仰へと導かれるように願うものです。

初代院長 フランク・A・ブラウン

我々の「7つのビジョン」

当院には、創設者であり初代院長である<フランク・A・ブラウン>から、代々受け継がれる「7つのビジョン」があります。我々はこれらを「全人医療」を実践するための指針とし、より質の高い医療の提供に励んでいます。