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循環器内科

FFRCT検査

FFRCTについて

淀川キリスト教病院では、新しい心臓の検査であるFFRCT を導入しました。この検査では、冠動脈が狭くなって心臓に十分な血液を供給できなくなる狭心症疑いの方に対して、痛みを伴わないコンピュータによるシミュレー
ションで血液の流れを測定します。

従来は冠動脈CT 検査で冠動脈に狭くなった部分(狭窄)が見つかった場合、その部分が“心臓の働きにどの程度影響を与えているのか?” “症状の原因となっているのか?”を追加の侵襲的カテーテル検査や別の検査を行っていました。
特に中等度狭窄(ボーダーライン)と呼ばれる血管が半分程度狭くなっている場合や複数の狭くなった部分(狭窄)がある場合は冠動脈CT 検査の結果だけで判断することは難しく、カテーテル検査や他の検査で調べる
必要がありました。

FFRCT 解析は非侵襲的検査(痛みを伴わない検査)であり、冠動脈CT 検査の画像データをもとに最新のコンピュータ技術で解析を行います。

この非侵襲的な心臓検査は、それぞれの狭くなった部分(狭窄)が心臓の働きにどのように影響するかを患者さん個別の冠動脈3D モデルで解析結果を確認できます。

この詳細な情報は、これまでは侵襲的なカテーテル検査でしか得られなかったものですが、FFRCT 解析の導入により、症状の安定した患者さんに非侵襲的検査での診断が可能になりました。

FFRCT 解析を導入するには一定の基準を満たしている施設のみが導入することが可能です。2023年12月現在、全国でも数少ない施設でのみ導入されています。

全ての方にFFRCT検査が適用できるわけではありませんが、ご希望、不明点は主治医にご相談ください。

<FFRCT検査結果の例>
信号のように青→黄→ 赤の順で状態を表します。赤は血液の流れが悪くなっていることを示しています。
画像提供:ハートフロー・ジャパン合同会社

FFRCT 説明動画(ハートフロー・ジャパン合同会社提供)

Q&A

FFRCT 解析の良い点はなんですか?

外来での検査が可能で既に撮影された冠動脈CT 画像データを用いて解析を行います。また、非侵襲的検査(痛みを伴わない検査)であり、患者さんに優しい検査です。

FFRCT 解析で注意する点はありますか?

他の検査同様に検査費用がかかります。FFRCT 解析は、患者様の同意書への署名が必要となります。

検査の結果が出たら

FFRCT検査の結果や症状、他の要素を検討した上で、患者さんに適した治療法をご提案します。


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