胸痛
胃、食道に関連した病気
食事の前後で症状が出現することがあります。消化器内科のご受診をお勧めします。
肺に関連した病気
咳をしたり息を吸ったときに痛みがでたり、息苦しさを伴うことがよくあります。呼吸器内科のご受診をお勧めします。
筋肉、骨に関連した病気
圧痛、姿勢の変化で痛みが出現します。整形外科のご受診をお勧めします。
精神的な病気
安静時、就寝時、ストレスを感じるときによくおこります。精査の結果、明らかな異常が認められない場合は精神科、心療内科でご相談ください。
循環器・血管に関連した病気
大動脈瘤・大動脈解離
胸から背中にかけて突き抜けるような激痛が持続します。
不整脈
数秒から数分(ときには数時間)動悸や軽い胸痛を自覚します。
違和感として自覚する場合もあります。
狭心症
労作時に胸痛が出現することが多いですが、進行すると安静時にも自覚するようになります。
朝方にも胸痛を自覚することがあります。
心筋梗塞
30分以上胸痛が持続することが多いです。命にかかわりますので、そのような症状がある方は看護師に早めにお伝えください。
肺塞栓症、肺梗塞
足の静脈にできた血栓(血の塊)が肺に流れついて閉塞し、呼吸困難感と同時に胸痛として自覚することがあります。
胸痛の評価を行うための検査
安静時心電図、胸部X線、血液検査、CT
24時間心電図(ホルター)、運動負荷検査(トレッドミル)
心臓超音波(心エコー)、心臓核医学検査(心筋シンチ)など
※患者さんの病状により検査内容が変わることがあります。
※専門用語に関してはインターネットなどで検索できるように省略していません。