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循環器内科

循環器内科

ごあいさつ

循環器内科は1986年に創立され、心臓血管系の病気の診断と治療にあたっています。地域の基幹病院の役割を果たすべく、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、弁膜症、心不全、不整脈、大動脈瘤・閉塞性動脈硬化症などの動脈疾患、肺塞栓症・深部静脈血栓症などの静脈疾患などの治療に当たっています。これらによる胸痛、動悸、呼吸困難、下肢の浮腫やしびれなどの症状に対応しています。高血圧や脂質異常症、糖尿病などのいわゆる生活習慣病の治療を通じて動脈硬化性疾患の予防にも取り組んでおり、虚血性心疾患や心不全などを発症した場合は、侵襲的な治療に加え、薬物療法や心臓リハビリテーションなどの非侵襲的治療も積極的に行っています。

循環器内科スタッフは、心臓カテーテル検査・治療をはじめ、各々に心臓超音波・心臓CTによる画像診断、心不全、心臓リハビリ、不整脈治療の各サブスペシャリティーを持っています。各自が協働してチームとして診療に参加することで、それぞれの患者さんに適した診断・治療を提供することが可能です。地域の方々の健康維持のお役にたてるよう循環器内科一同励んでおります。循環器に関するお悩み、疑問点などがあればお気軽にご相談いただければ幸いです。

概要

冠動脈形成術、心臓超音波検査、不整脈、心不全、心臓リハビリテーション、心臓CTで豊富な経験をもつスタッフが対応

  • 24時間体制で急性期の循環器疾患(急性心筋梗塞、不安定狭心症)の治療が可能です。
  • いつでも急性心筋梗塞に対し緊急カテーテル治療が出来るよう365日オンコール体制をとっています。
  • 冠動脈形成術に関しては各種の画像診断ツールを用い、血管性状を評価しながら、クオリティの高い治療を行っています。
  • 複雑な弁膜症、先天性心疾患に対し、心エコーにより詳細な情報を提供します。
  • 生理検査技師、循環器内科医、心臓外科医の緊密なディスカッションにより、治療時期や治療方法に悩む弁膜症患者さん、先天性心疾患患者さんに適切な手術時期や方法をアドバイスさせていただきます。
  • 当院は外来でも心臓リハビリテーションを行っている数少ない施設です。
  • 慢性心不全に対して心臓リハビリの適応を広げ、呼気ガス分析を用い、運動内容を随時見直し、安全で適切な運動療法を行っています。
  • 心臓CTを導入しています。約20分程度で非侵襲的に冠動脈を撮影し、冠動脈内の動脈硬化の状態や狭窄を評価することができます。

施設認定

  • 日本循環器学会循環器専門医研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会研修施設
  • 浅大腿動脈ステントグラフト実施施設