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よどきり研修医だより(2019年度)

2019年度

よどきり研修医だより第17号

こんにちは!あけましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いします!淀川キリスト教病院初期研修医2年目広報担当の天野です。本日は北の大地、北海道からお届けします。

私は今、札幌の北東50kmに位置する岩見沢市にある「東町ファミリークリニック」で1か月間、地域実習を行っています。写真にあるようなクリニックで、これでも雪はめちゃくちゃ少ないようで、来る患者さん皆さん「こんな少ない年はなかなかない。今年は雪かきしなくていいから楽だ!」とおっしゃっています。しかし、僕には十分すぎるほどの雪です(笑)
さて、東町ファミリークリニックでは、外来診療のほかに、往診を積極的に行っています。4人の先生方が毎日交代で、クリニックに歩いて来るのは難しい方や、施設入所中の方のもとへ診療にうかがっており、私も同行させていただいています。

往診は、普段の診療と違って検査も簡単にはできませんし、患者さんからもなかなか詳細な問診は難しいです。そこで、聴診など身体所見が非常に重要になります。また、ご家族からのお話を聴くというのも大変参考になります。
ほかにもさらに山奥の診療所で出張診療を行ったりもしており、当院での研修とは大きく異なる環境ですので、学ぶところは非常に多く、日々勉強させていただいています。と同時に寒さや雪との付き合い方も着実に学んでいます(笑)

このように前回お話しした地域実習の中でも、大阪を遠く離れた北海道での研修も可能であったりしますので、興味のある方はぜひ見学にきてください!!研修医一同、お待ちしています!

よどきり研修医だより第16号

こんにちは!研修医2年目の天野です。本日は先月行われた拡大研修委員会について報告します!

毎年この時期に日頃お世話になっている地域の病院の先生方をお招きして、以前【よどきり研修医だより】でもお伝えした地域実習について同期の研修医2名から発表がありました。うち1名の報告発表後に、当日ご出席くださっていた院長先生から当時の思い出話を語っていただき、場が和むというシーンもありました。(皆が笑っている写真はまさにその瞬間です)
また、毎年2名実習させていただいている沖縄にあるオリブ山病院とも中継をつないで研修医1名より実習内容の報告がありました。

最後には、研修医受入れに関してのアンケート結果の報告を行った上で、研修制度の今後について活発な意見交換を行いました。地域の先生方のご意見を直接お聞きすることがあまり無いので、とても貴重な機会となりました。急性期病院での研修とは全く違った角度からの地域医療の取り組みを学ぶ機会を与えてくださった皆さま方に感謝して、これから卒業まで更に研鑽を積まなければ!と改めて思いました。

卒業までに後何回投稿できるか???
何かありましたら報告させていただきます。

p.s. 
私事ですが、このたび同期の研修医と結婚することになりました!
そんな出会いもありますので興味があればぜひ一度見学に!!

よどきり研修医だより第15号

2年目研修医、広報担当の天野です!
今回は普段の当院ではない外部の病院にお世話になって実習している様子をお伝えしたいと思います。同期のN先生に淀川区の「ファミリークリニックなごみ」にて実習を行った感想を聞きました。








ファミリークリニックなごみでは1か月間、地域実習でお世話になりました。地域実習では、クリニックをはじめとした地域に根差した医療機関での研修を行います。淀川キリスト教病院のような急性期病院とは異なり、慢性期の患者さんや病状が安定した患者さんのフォローがメインとなります。
まず、外来研修にて学んだことは、これまで経験してきた救急外来との違いです。救急外来では緊急性がなければ患者さんにはご帰宅いただき、翌日の内科受診を促します。しかし、クリニックでは慢性的な症状にも真摯に向き合っており、その姿勢を新たに学ぶことができました。さらに外来では服薬アドヒアランス、ヘルスメンテナンスがより重要であり、患者個人の枠を超えて地域のコミュニティという大きな枠で医療を考える重要性を感じました。
次に往診で学んだことです。実際に訪問することで、その人がどのような生活をしているかを知ることができ、より深く患者さんを理解する手助けになると感じました。体調の変化があっても通院することができないため、患者さんの変化をより敏感に察知すること、予防医学を患者さんに実践してもらうことが重要であると気づきました。

今回の地域研修を経て、自分の診療を振り返る良いきっかけとなりました。クリニックの外来で初診の患者さんを診察した時に、なぜ昨日や明日ではなく「今日」来院するに至ったか、その理由まで考えていなかったことに気づきました。また地域医療にはクリニックだけではなく、薬局や訪問看護、ヘルパー、ケアマネージャーなど多職種連携が必要不可欠であることを学ぶことができました。今回の地域研修での経験や学びを今後の診療に生かすことができるよう、今後も励んでいきたいと思います。



以上、N先生の感想でした。
地域の病院で研修することで、当院の研修だけでは得ることの出来ない医療を経験することができるのは非常に有意義なものだと思います。
当院の初期研修では、地域実習で1ヶ月間、精神科実習でも1ヶ月間、外部の病院にて研修を行っています。違う環境での医療を知ることでより厚みのある医療者になれるのではないでしょうか。

更新頻度はまちまちになってしまっておりますが、今後も研修の様子を伝えていけたらなと思っています!

第50回プライマリ・ケア合同カンファレンス 最優秀演題賞受賞

2019年9月19日(木) 大阪市立大学で開催された、第50回プライマリ・ケア合同カンファレンスにおいて、当院初期研修医1年目の中辻孝太先生が最優秀演題賞を受賞しました! 中辻先生の今後の活躍に期待します。

演題名「発熱が持続し来院した63歳男性の市中肺炎の一例」
中辻 孝太 先生(初期臨床研修医1年目)

よどきり研修医だより第14号

こんにちは!研修医1年目、広報担当です。
今回は当院に見学に来てくださる学生さんによく聞かれる質問に答えたいと思います。研修先に迷っている学生さんの参考になれば嬉しいです。

研修の環境(病院の雰囲気)を知りたい

病院はきれいですし、コメディカルの方が親切で働きやすい環境です。上級医の先生も熱心な方が多いので、毎日とても勉強になります。

研修医は毎日どんな仕事をしていますか

自分たちが主担当医になって患者さんを担当します。毎朝患者さんに会いに行って診察し、上級医の先生と治療方針を決定します。また検査、処置などに入ったり、カンファレンスでの発表もあります。手技も積極的にさせてもらえます!

採用試験の内容を知りたい

当院の採用試験はペーパーテストと面接です。私は入職後淀川キリスト教病院の職員の方々と頑張っていきたい意志をアピールしたつもりですが、うまく話せていたかは分かりません…

当直について知りたい

当直は準夜勤(17時半~22時)、当直(17時半~翌8時半)の2種類あって、月3回ずつくらい入ります。救急車もwalk inもまず自分で診察し、検査、治療方針を考えます。適宜上級医の先生にコンサルトして進めるのでどうしていいか困ることはありません。

研修医1年同期と淀川河川敷で花火をしました。

今回はこの4つの質問に答えてみました。まだまだ疑問はたくさんあると思うので、もし聞きたいことがあれば実際に見学に来て頂けると嬉しいです。職員一同お待ちしています!

よどきり研修医だより第13号

はじめまして!研修医1年目、広報担当です。どうぞよろしくお願いします。
さて、研修医としての仕事が始まって約1ヶ月が経ちました。新しい環境に不安でいっぱいのところから少しづつ慣れてきたところです。それとともに、右も左も分からない私達に暖かく指導して下さる周りの方々を日々感じ、大変有難く、感謝しています。上級医の先生方は、熱意を持ってたくさん教えて下さいますし、2年目の先生方は、業務でできないこと、分からないことがあればいつでも丁寧に答えて下さいます。
そんな恵まれた環境にあって、自分も患者さんの役に立てるよう、日々勉強中です!

この写真は3月末のオリエンテーション後、同期と撮った写真です。病院のまわりは桜の木がたくさん植えられていてとてもきれいです。
同期は13人ですぐに打ち解けられました。研修医室にみんなが集まるとうるさいくらいです。これからこの13人で助け合って2年間頑張りたいと思います!

とても雰囲気の良い病院です。気になった方、是非見学にお越しください!

よどきり研修医だより第12号

こんにちは!4月になり、研修医2年目となった天野です!

さて、去る3月22日、2年間の研修を終えた先輩方の修了式が行われました。一緒に働いたのは1年間ですが、私達にとっては医師になって初めての1年間であり、先輩方には言葉で表せないほど、大変お世話になりました。そんな先輩方が研修医を終え、当院に残る先生も勿論おられますが、各自の道へ歩み、研修医医局で気軽に話す機会がなくなってしまうことはとても寂しいものです。


尊敬すべき先生方の跡を継げるかはわかりませんが、この4月から後輩たちも入職したことですし、来年の3月に後輩達に同じように思ってもらえるように研修により一層励もうと思う所存です。
以上、2年目の広報係でした!今年度もよろしくおねがいします!