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研修医管理室長からのメッセージ

将来の進路を視野に入れた柔軟なプログラムが特徴

当院は開設早期から医学教育に重点を置き、1968 年から研修医を受け入れ、1992 年に臨床研修病院の指定を受けています。このほか救急科、総合内科、周産期センター、ホスピスなどを備える全国的にもユニークな急性期病院です。
当院の初期研修では、患者さんに対して全人医療を実践できる医師を育てるために、患者中心、チーム医療の教育に力を入れ、臨床医として基本的に必須なプライマリ・ケアに関する知識、技術を修得させることを目指しています。2 年間を通じて常に従事する救急外来は1 次・2 次が中心ですが、研修医が初期診療から積極的に参加し、病歴と身体所見から鑑別診断を考え、検査治療計画を立てていく実践的な研修が大変好評です。
また、当院のプログラムは、研修医の皆さんの希望を大切にし、将来の進路につながるよう研修医主体で作り上げるようにしています。研修の中にも選択科を組み込んでおり、病院のシステム上支障のない限り、途中で研修医の選択科やローテーションの順序変更に柔軟に対応しています。
研修修了後もできる限り当院で後期研修ができるように配慮し、継続的な修練が可能となっています。2024年度からの医師の働き方改革に備え、過重労働にならないように配慮しつつ当院で研修を行うことは、将来、医師として働く上での貴重な財産になることでしょう。

臨床研修管理室長 春本 研