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形成外科・小児形成外科

鼻中隔鼻形成術について

鼻中隔形成術(鼻中隔弯曲症・斜鼻の手術)について

~鼻づまりと鼻のゆがみを同時に治す~

鼻づまりが長く続いている方、
鼻が曲がっていると言われたことがある方へ。

鼻中隔(びちゅうかく)は、左右の鼻の穴を分けている壁のことです。
この壁が曲がっていると、慢性的な鼻づまり・呼吸のしづらさ・頭痛・いびきなどの原因になることがあります。

当院では、鼻の機能改善(呼吸)と外見の改善を同時に行う鼻中隔形成術(septo-rhinoplasty)を行っています。

このような症状はありませんか?

  • 片側だけいつも鼻が詰まっている
  • 点鼻薬が手放せない
  • 鼻呼吸がしにくく、口呼吸になっている
  • 鼻が曲がって見える
  • 外傷後から鼻づまりが悪化した
  • いびきが強い

これらの症状は、鼻中隔弯曲が関与している可能性があります。

左側への鼻中隔弯曲
左側に向かって弯曲した鼻中隔

鼻中隔形成術とは?

鼻中隔の曲がりを矯正し、空気の通り道を広げる手術です。

さらに当院では、必要に応じて

  • 外鼻のゆがみ(斜鼻)の修正
  • 鼻弁狭窄の改善
  • 鼻骨変形の調整

を同時に行い、機能と形態の両面から治療します。

手術の特徴

  1. 呼吸機能の改善を重視 : 単に形を整えるだけでなく、鼻腔の気流を改善する設計を行います。
  2. 外見のゆがみも同時に修正可能 : 外傷や成長過程で生じた鼻の曲がりを整えます。


    計測器を用いて正確な手術を行います。
  3. 再発しにくい構造的矯正 : 軟骨の単純切除ではなく、必要に応じて支持構造を再構築します。

手術の流れ

  1. 外来診察・検査(内視鏡・CT)
  2. 手術(全身麻酔)
  3. 鼻中隔の矯正・再建
  4. 必要に応じ外鼻形成
  5. 固定・止血処置
  6. 翌日診察

※通常は数日間の入院となります。

術後の経過について

経過目安
鼻内固定除去1~2日後
腫れのピーク2〜3日
日常生活復帰約1〜2週間
スポーツ再開約3〜4週間

※個人差があります。

よくあるご質問

傷は外から見えますか?

通常は鼻の中からのアプローチが中心です。外切開が必要な場合も、目立ちにくい部位に行います。

保険適用になりますか?

鼻中隔弯曲症による機能障害がある場合は保険適用となります。

美容手術ですか?

本手術は機能改善を目的とした医療手術です。外見の修正は機能回復の一環として行われます。

当院で治療を行う意義

鼻中隔形成術は、単純な鼻づまり手術ではありません。
解剖学的理解と形成外科的再建技術が必要となる高度な構造的手術です。

当院では、耳鼻科専門医と形成外科専門医が機能と形態の両立を目指した治療を行っています。

受診をご希望の方へ

鼻づまりが長く続いている方、これまで治らないとあきらめていた方も、一度ご相談ください。