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形成外科・小児形成外科

顎変形症

顎変形症

口元のかたちの不整やお顔の歪み、かみ合わせの不整に対する治療を行います。

顎変形症は咬合の異常を伴う顔面形態異常です。形態異常の種類として、反対咬合、正貌での顔軸のゆがみ、上顎前突、開咬などがあります。成長に伴って上顎と下顎の成長の調和不均衡が起きることで生じる顎変形症と、口唇口蓋裂や第一第二鰓弓症候群などの先天性疾患に伴う顎変形症があります。

顔貌と咬合の異常を改善するために、上顎と下顎の骨を切って正しい位置に移動し、固定する手術を行います。

※手術前後に矯正歯科医による専門的な治療が必要になります。具体的には、骨を移動した後にきちんとしたかみ合わせがつくれるように術前矯正を行い、術後に微調整と咬合の安定を図るために追加の矯正治療が必要となります。顎変形症の矯正歯科治療では健康保険が適用されるケースがあります。健康保険の適用には施設基準がありますので、こちらから施設基準を満たした歯科医院を紹介して、通院していただきます。