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心臓血管外科

ステントグラフト治療

ステントグラフト治療

ステントグラフト治療とは

動脈の本幹である大動脈に、動脈硬化や組織の異常が原因で動脈瘤ができることがあります。動脈瘤は大きくなるにつれ、破裂や大動脈解離といった致命的なイベントが起こりやすくなります。治療方法として、人工血管の置換術とステントグラフト内挿術があります。
人工血管置換術のほうが確実性が高いものの、手術の侵襲はやや大きく体力のない患者さんには不向きとなります。ステントグラフト内挿術は、大きな切開創を要せずに術後回復も早いため、手術侵襲に耐えられないような体力のない患者さんも受けることができる治療です。

ステントグラフト治療のメリット

  • ステントグラフト内挿術は、大きな切開創を要せずに術後回復も早いため、手術侵襲に耐えられないような体力のない患者さんも受けることができる治療です。
  • 体への負担が少ないため、術後の回復が早く社会復帰も早いです。
  • 傷が小さく目立ちにくいです。

当院のステントグラフト治療体制

  • 2018年からステントグラフト治療を開始し、2021年7月18日時点で101例の治療を経験しました。
  • ステントグラフト治療を実施する医師は経験に応じて実施医と指導医が規定されています。当院では、胸部ステントグラフトの指導医が2名、腹部ステントグラフトは指導医が3名在籍しています。

ほとんど切開の無いステントグラフト治療をしています

  • 2021年からステントグラフト治療について保険適応とされた穿刺部止血デバイスを使用して、ほとんど切開の無い手術を施行しています。傷がほとんどないので、従来の治療法に比べて痛みが少ないようです。