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外科・消化器外科

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当院の外科・消化器外科の特徴について

当診療科での手術や患者さんを取り巻く連携体制

当科の手術の特色として体への負担が少なく手術後の回復が早い鏡視下手術を積極的に行っています。日本内視鏡外科学会の認定する技術認定医が3名常勤しており、難易度の高い術式にても安全で質の高い手術を行えます。

 近年は循環器疾患、呼吸器疾患、腎疾患、糖尿病などの既往症を有する患者さんの手術を行うことが著しく増えています。既往症の全くない患者さんのほうが稀となってきているほどです。がん専門病院などでは重い既往症を有する患者さんや、透析患者さんの手術は対応できないため、困られる方もおられます。

 当院では全ての分野の内科系診療科がそろっており、また各診療科間の垣根は低く、普段より密な連携をとっています。既往症を有する患者さんには術前からの相談、入院中は連携して治療、術後のフォローアップと治療期間中絶え間なくサポートを受けることができます

また既往症に加えて、長時間のがん手術や重篤な病状に対する緊急手術など、術後に集中治療室での管理を要する患者さんに対しても、当院では常駐する集中治療専門医による高度の全身管理が行える大変心強い体制となっています。

進行したがんでは手術のみでは根治を得られないこともあります。また最良の手術が行えても、手術後の再発を生じることもあります。こういった場合でも、腫瘍内科を始めとした各診療科と連携して、化学療法を含めて可能な限りの治療が行えます。また積極的な治療が困難な状況となった際にも、当院には長い伝統のある緩和医療内科、ホスピス病棟が備わっており、患者さんがご本人らしく過ごしていける手助けをいただけます。がん専門看護師やソーシャルワーカーのサポートのもと、往診をしてくださる地域の先生方とも密に連携して対応することで、当院外科で手術を受けられた患者さんには、巷で言われるようながん難民といった状況には決してならないことをお約束いたします。

当院外科では、各診療科、各部門と密に連携し、術前から入院、手術、術後も含めて、高度でかつ温かみのある、安心のできる治療を提供いたします。