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放射線治療科


概要

放射線治療は手術・化学療法(抗がん剤治療)とともに、がんの3大治療の一つとして重要な役割を担っています。放射線治療は単独で行われるだけでなく、手術や化学療法と組み合わせて(集学的治療)、多くの病気の治療に用いられています。放射線治療の特徴は臓器の機能や形態を温存できる点であり、高齢者の増加、放射線治療の普及により、放射線治療を受ける患者数は今後さらに増加すると予測されています。

放射線治療科について

当院は、放射線治療装置(バリアン社製 Clinac iX)1台、治療計画CT (東芝社製 Aquilion)1台、治療計画装置は現在使用中であるPinnacle に加えてEclipseを導入しました。近年のコンピュータ技術の発展で、強度変調放射線治療(IMRT)や、定位放射線治療などの高精度放射線治療、および治療精度を高めるための技術として、画像誘導放射線治療(IGRT)が臨床導入されています。治療装置更新により、このような新しい治療技術にも対応可能となります。当院は通常の放射線治療(外部照射)だけでなく、高精度放射線治療として、体幹部(肺癌)の定位放射線治療を2013年より開始しています。 定位放射線治療とは、腫瘍に対し多方向から放射線を集中してピンポイントで治療する方法で、早期の肺癌や肝臓癌、脳腫瘍などに行われています。

放射線治療


患者さまが安心して診療を受けられるよう、常勤の放射線治療専門医1名、診療放射線技師3名(うち医学物理士・品質管理士認定を有する技師が1名、放射線治療専門放射線技師が2名)、専従看護師1名を配置しています。

スタッフ紹介

石井 佳江

役職 部長
学会専門医・認定医
日本医学放射線学会放射線科専門医
日本放射線腫瘍学会放射線治療認定医
日本放射線腫瘍学会/日本医学放射線学会 放射線治療専門医
緩和ケア研修会修了

八木 雅史

役職 非常勤医学物理士
学会専門医・認定医  

病気について

脳腫瘍・頭頸部癌・肺癌・食道癌・乳癌・膵臓癌・子宮癌・膀胱癌・前立腺癌・悪性リンパ腫・転移性脳腫瘍・転移性骨腫瘍など各種の悪性腫瘍が放射線治療の対象となります。またケロイドや甲状腺眼症などの良性疾患の治療も行っています。

治療について

院内や他病院の各診療科と連携し、患者さまの病状に応じて最適な治療を提供するよう努めています。疾患によっては抗がん剤を併用する場合や、手術と組み合わせる(術前照射・術後照射)場合もあります。

  • 放射線治療科に受診される場合は医師の紹介状が必要です。地域の医療機関からの紹介で治療を受けていただくことも可能です。

放射線治療の方針

腫瘍の根治をめざす治療(根治照射)および、がんに伴う痛みなどの症状を緩和する治療(緩和照射)を行っています。医師の診察後、放射線治療を行うと判断された場合は、放射線治療の効果や副作用などをお伝えし、放射線治療の計画を行います。再現性の良い治療を行うため、必要な場合は固定具を作成し、治療部位のCTを撮影して治療計画を作成します。その後、皮膚へのマーキングを行い、治療開始となります。

放射線治療は、土日・祝日以外の毎日行います。通常の放射線治療(外部照射)であれば、1回の治療にかかる時間は5分程度です。週に1回医師の診察を受けて頂き、治療中の体調の変化をみていきます。また専任の看護師が患者さまの日々の状態の観察を行います。

治療機器について

当院の治療装置にはCBCT(コーンビームCT)が搭載されており、従来の皮膚マーキングでの位置照合だけではなく、毎回の治療時にCTを撮影して治療計画時のCTと比較することで、より正確な位置照合を行うことが可能となりました(画像誘導放射線治療:IGRT)。


診療実績

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