【心臓血管外科】低侵襲心臓手術の指導医が在籍しています
当院心臓血管外科の佐藤部長は、低侵襲心臓手術(MICS)の指導医に認定されています。
この資格は、専門学会が定める基準に基づき、一定の経験や知識を持つ医師に与えられるものです。
2025年5月時点で、全国で46人しか認定されていないため、限られた医師が担う役割となっています。
低侵襲心臓手術(MICS)とは
MICS(ミックス)は、胸の正面にある胸骨を大きく切開せず、小さな切開創から内視鏡(胸腔鏡)を使って行う心臓手術です。従来の胸骨正中切開で行う手術に比べ、以下のような特徴があります。
- 手術の傷が小さく、目立ちにくい
- 手術後の痛みが比較的少ない傾向にある
- 骨が結合するのを待つ必要がないため、早期の社会復帰が期待できる

当院では2017年からMICSに取り組み、これまでに多くの患者さんの手術を行ってきました。
これからもチーム一丸となって、安心して受けていただける医療を提供してまいります。