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歯科衛生士

歯科衛生士

歯科衛生士のご紹介

歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。

歯科衛生士の3大業務として下記が挙げられます。

  1. 歯科予防処置(虫歯や歯周病等、歯・口腔の疾患を予防すること)
  2. 歯科診療補助(歯科医師の診療を補助すること、歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当すること)
  3. 歯科保健指導(その人にあったセルフケア方法の指導や健康教育等を行うこと)

当院では歯科医師の指示のもと、多職種と連携しながら次のような業務を行っています。

主な業務

周術期口腔機能管理

対象疾患

  • 頭頚部・消化器・呼吸器領域の悪性腫瘍手術を予定している患者さん
  • 心臓血管外科手術や臓器移植を予定している患者さん
  • 悪性腫瘍に対し化学療法や放射線療法ならびに緩和ケアを行う患者さん
  • 人工股関節置換術等の整形外科手術
  • 脳外科手術
  • 口腔内細菌による術後合併症(術後感染や創部感染)や人工呼吸管理時の感染予防目的

医科担当医と歯科医が連携して、患者さんの口腔機能管理を実施することにより、術後の誤嚥性肺炎・感染症を予防し、治療の向上を目指します。患者さんの口腔衛生状態の向上を通じて、がん治療における有害事象の予防・軽減を図り、がん治療を完遂させ、患者さんのQOLの向上を目指すことを目的としています。手術前後の口腔ケア・セルフケア指導だけでなく、抗がん剤治療や放射線療法を受けられている患者さん、ホスピスにご入院中の患者さんのケア等も対象となります。患者さんの状態に応じて、病棟への往診も行っています。

口腔ケア

誤嚥性肺炎や口内汚染等、専門的ケアが必要な患者さんに対して口腔ケアを実施しています。

その他

診療補助業務、環境整備:器材補充、管理業務 等