当施設は、淀川キリスト教病院グループの施設として1998年に開設されました。

「からだとこころとたましいが一体である人間（全人）に、キリストの愛をもって仕える医療・介護【全人医療・全人介護】」がグループの理念です。
その理念のもと「チームワークで安心介護、一に安全、二に安全、三、四がなくて五に安全」をモットーに、利用者さまの尊厳と安全を第一に考え、優しく笑顔で安心の介護を提供する「やさしく、親切、フレンドリーな淀キリ老健」を目指しています。
また利用者さまに文字通り密に接する介護現場では、職員の心が安寧で安心して働ける環境が必要です。「チームワークで安全介護、優しい気持ちと思いやり、みんなで声がけ楽しい職場」とスタッフひとりひとりが心がけて日々の勤めを果たしています。

地域包括ケアにおいて老人保健施設の役割は、利用者さまの健康管理と在宅復帰支援です。介護士、リハビリスタッフ（理学・作業療法士と言語聴覚士）、管理栄養士、薬剤師、看護師、医師そしてケアマネジャー、支援相談員、社会福祉士など事務部スタッフ、さらには厨房、清掃員、ボランティアの方など、チームで利用者さまひとりひとりに応じた介護目標のもと支援計画を立てケアいたします。

一方、利用者さまの居宅を訪問するなど、在宅環境やご家族の状況を配慮に入れた在宅生活支援など、総合的、包括的サービスを行います。在宅復帰後は自立した生活が維持できるよう当施設の通所リハビリ（デイケア）を継続して利用いただけます。介護者の休息（レスパイト）目的のショートステイのご利用も積極的に多く承っています。

健康管理面では、同じグループの急性期総合病院である淀川キリスト教病院（581床）が近隣にあり、救急科をはじめその他診療科と連携しており利用者さまにとって大きなメリットと考えています。

近年では看取りの体制も整えており、地域包括ケアを担う施設として、自覚をもって地域の高齢者介護・医療のお役に立ちたいと熱望しております。是非お気軽にお問い合わせのうえ、多くの方にご利用いただけると幸いです。

施設長　岩﨑　武