診療科・部門のお知らせ

循環器内科

学会報告

第28回 日本心血管インターベンション治療学会(名古屋)で発表してきました。

『The occluded case of VIABAHN without thrombus due to focal distal edge occlusion in superficial femoral artery』

長澤医師が2019年9月名古屋にて開催されたCVIT 2019で、ステントグラフトの閉塞症例について報告してきました。一般的にステントグラフトの閉塞はグラフト全域にわたる血栓によるものが多い中で、断端のみの閉塞で血栓の増殖につながる前に対応できた貴重な症例であると思われます。

第67回 日本心臓病学会学術集会(名古屋)で発表してきました。

『DVT、PEに対するDOACの優位性の検討』

当院初期研修医 野杁医師が2019年7月名古屋にて開催された心臓病学会で、当院における直接経口抗凝固薬(DOAC)についての使用状況について報告してきました。管理された大規模試験と違い、実臨床でのDOAC使用の有用性を報告し議論をしてきました。緊張していた研修医の野杁先生ですが、堂々と質疑応答を行い、今後の循環器内科での活躍を期待させる発表でした。

TCT AP(韓国 ソウル)で発表してきました。

『The Difficult Case to Decide the Strategy for Stenotic Lesion with Claudication and Asymptomatic Occluded Lesion in Bilateral Common Iliac Arteries』

長澤医師が2019年4月韓国 ソウルにて開催されたTCT APで、無症候性の閉塞病変、症候性の狭窄病変に対する治療方針の決定に苦慮した症例について報告してきました。高齢患者の閉塞病変に関して、専門家の間でも意見が分かれ、双方貴重な意見を聞くことができ、今後の症例に役立つ発表であったと思われます。

ACC.19(アメリカ心臓病学会)で発表してきました。

『Assessment of the Changes of Dietary Intake In Patients With Heart failure During Hospitalization by Dietitian』

管理栄養士の本條茉莉さんが、2019年3月アメリカ ルイジアナ州 ニューオーリンズにて開催されたACC.19で心不全患者の入院経過中の食事摂取量の推移についての研究を発表してきました。 心不全患者と栄養の関連性についてはまだまだ未知な部分が多く、今後のさらなる研究が期待されます。

COMPLEX PCIで発表してきました。

『Thrombotic LAD Ostium Lesion Treated with Balloon Angioplasty and Antithrombotic Therapy in Patient with Acute Heart Failure due to Recent Myocardial Infarction』

長澤医師が2018年11月韓国 ソウルにて開催されたCOMPLEX PCIで多量の血栓を伴った亜急性期心筋梗塞の症例報告を発表してきました。血栓性病変の冠動脈形成術には苦慮することが多く、本症例からえた経験は今後の治療に有用であると思われます。