当院初期研修医 大森先生が2022年7月に開催された第30回日本心血管インターベンション治療学会学術集会にて症例報告を行いました。
冠動脈造影を受けた患者さんの1万人に1人程度の割合で存在すると言われる右冠動脈が左冠動脈から起始している症例でした。起始部付近に病変があり、プラークを切除する方向性冠動脈粥腫切除術を行ったことで分岐部にステント留置を行わず安全に治療が行えたことが評価されました。
カテーテル治療の学会ということで少し専門的な内容であり理解が難しかったと思いますが、慣れないカテーテルの画像や血管内超音波検査の画像と向き合い理解を深めていった経験は今後の診療のためになっていくと思います。
(文責 西尾)