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循環器内科

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血管撮影装置を更新しました

この度、2019年2月に頭腹部から全身に対応するバイプレーンX線血管造影撮影システムを更新しました。このシステムは低侵襲カテーテル治療が可能なオランダ国フィリップス社が新たに開発製造した最新Azurion7 B20/15システムです。
Azurion7 B20/15には患者さんに低侵襲治療をより安全に、より効率的に施行することが可能な技術(ClarityIQテクノロジー)が装備されており、検査・治療を受けられる患者さんに対し従来の50%以上の大幅な被ばく低減効果が期待されます。また、この技術は、次世代の画像処理テクノロジーを装備し疾患部の診断をより明瞭化することが可能となります。
今後、Azurion7 B20/15を使用し心原性脳卒中の原因の一つである心房細動をはじめ、心房粗動、発作性上室性頻拍、心房頻拍、心室頻拍、心室期外収縮など不整脈に対し、専用カテーテルから発生する高周波電流を用いて不整脈の原因である電気の伝達ルートを遮断するカテーテル治療の開始を予定しています。
6月には心臓専用機も更新予定であり、これからも循環器内科一同、力を合わせて「全人医療」を実践していきたいと思います。