日本内科学会第248回近畿地方会にて症例報告を行いました
当院初期研修医、梅本先生が2025年6月に開催された日本内科学会第248回近畿地方会にて、症例報告を行いました。

食道癌の穿孔に伴う縦隔炎を契機とした心筋炎の一例について報告しました。
心筋炎は稀な疾患であり,心原性ショックから突然死に至る可能性がある重大な疾患です。本症例では縦隔炎による敗血症性ショックをきたし,消化器外科や呼吸器外科の先生方と協力して治療に臨みました。
今回の症例を通して,未経験の疾患であっても過去の論文や症例報告を検討して,原因を追求して治療に繋げることの重要性と醍醐味を実感しました。今後はケースレポートとして,今回得た知見を共有できればと思います。最後に診療から症例報告までご指導くださった循環器内科の各先生方に感謝申し上げます。