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ビタミンK2シロップ

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ビタミンK2シロップ

ビタミンKは血液を固める成分を作るのに必要なビタミンです。しかし、赤ちゃんは以下の理由でビタミンKが不足することがあります。

赤ちゃんのビタミンKが不足する理由

・赤ちゃんは元々ビタミンKの貯蔵が少ない
・母乳中のビタミンKの含有量が少ない
・腸内細菌叢が未熟で腸内細菌が合成するビタミンKが少ない

不足すると、「ビタミンK欠乏性出血」を発症するリスクがあります。特に頭蓋内出血は重篤な症状や後遺症をきたしますが、ビタミンK2シロップを内服することで予防することができます。


出生時、出生後1週間以内、その後は生後3ヵ月まで週1回の計13回内服します。
ビタミン剤ですので特別な副作用はありません。

「ビタミンK欠乏性出血」予防のためのビタミンK2シロップは保険適応外使用になりますが、適正使用として日本小児科学会や日本産科婦人科学会で推奨されており、全国の分娩施設で行われています。

より詳しい情報は日本小児科学会HPをご参照ください。

・新生児と乳児のビタミンK欠乏性出血症発症予防に関する提言
https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=134

(動画)ビタミンK2シロップの飲ませ方

ケイツーシロップの飲ませかた(6分23秒)