心房細動による
動悸症状・脳梗塞発症リスクを抑える
当院での
心房細動治療の特徴とは
現在、心房細動治療としてカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)が一般的に広まり標準治療として行われています。
アブレーション治療は不整脈の原因となる心筋に熱を加え、異常な電気信号の発生を止める治療です。
当院では、一般的なカテーテルアブレーションとともに、ウルフ-オオツカ法(胸腔鏡下肺静脈隔離、左心耳切除)を行っており、
より患者さんお一人お一人に合わせた、心房細動による動悸症状・脳梗塞発症リスクを抑えた治療が可能になっています。
心房細動とは…?
心臓は全身に血液を送るポンプの働きをしている臓器です。上半分の部屋を「心房」といいます。通常、心房は1分間に60~100回、規則正しいリズムで収縮しています。しかし、心房が不規則な細かい収縮(細動)に落ちいることがあり、これを心房細動といいます。
心房細動となると、左心耳といわれる袋状の箇所に血栓が生じ、脳に飛んでいくと脳梗塞になります。
また動悸や、心臓の調子を崩す心不全といわれる状況になることもあります。
治療法は
① 脳梗塞予防薬の内服
② 動悸・心不全症状緩和の内服
加えて、カテーテルアブレーション治療
または ウルフ-オオツカ法による根治的療法