研修医インタビュー～外科系志望の研修医が外科研修を語る～
淀川キリスト教病院の研修医は今まで内科志望が多く、一般外科を志望する人はそれほど多くはなかったが、少しずつ外科志望の研修医も増えてきている。今回は岡山大学が誇るchill系研修医、6畳の家をホームシアターに改造するくらいの映画好き、外科系志望のDr.Mに当院での外科ローテについて語ってもらった。
－今日は淀川キリスト教病院の外科ローテについて色々聞かせてもらえたらなと思います。Mちゃんよろしくね！
よろしく！といっても完全に外科って決めたわけではないんやけど。
－まあ早速いきましょう！うちの外科ローテは2ヶ月必修やけど、どこ回った？
消化器外科を2ヶ月回った！希望したら乳腺外科とか呼吸器外科とかも回れるけど基本的には消化器外科が多いかなあ。
－そうなんや！どんな感じの症例が多いとかはあるん？
多いのは胆嚢炎に対する胆嚢摘出術と、鼠径ヘルニア整復術。あとは癌に対する結腸摘出術とかもあるかも。緊急手術もロボット手術もあるし結構バリエーションには富んでると思う！
－おお〜症例も多そうやし、バラエティにも富んでそうやな…！研修医がする手技ってどんなのがある？
基本的には腹腔鏡のカメラを持ったり、結紮・縫合とかをしたりするかな！熱心に頼んだらある程度なんでもやらせてもらえるのは良いところかも。
－ほうほう。あんまり淀川キリスト教病院に「外科」っていうイメージはなかったんやけど、教育体制とかもしっかりしてるんかな？
うちの先生はめっちゃ教育熱心やで！手技のこともそうやし、患者さんごとになぜ手術適応になったか、標準術式はこうやけどこの人にはこっちを適応する理由とか、細かいところまでものすごく丁寧に教えてくれるわ。
－なるほど。すごい教育体制は整ってそう！内科志望の人でも手術適応の話とかはものすごく勉強になりそうやね。手技面ではどうやろう？
まずは基本のナートをしっかり教えてもらったかな。どの科に行っても必須の手技を毎回しっかりやらせてもらえるからすごく充実してた。
－確かに、僕まだ回ってないからナート全然自信ないわ…。うちの外科をおすすめできる学生はどんな人になるかな？
内科も外科も両方考えてる人はぴったりやと思う！うちは内科の診療科豊富やけど、外科もしっかり勉強できるのは間違いない。雰囲気もいいし、とにかく一回見学に来てくれたらいいかなと思います！
－参考になりました！ありがとうございました！
当院での外科研修の良さ、特徴が少しでも伝われば幸いである。外科志望だけど内科もしっかり学びたい、そう考えている学生はぜひ一度見学に来てほしい！
文責：1年目広報 A
2022年3月2日