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ABO血液型判定には、赤血球上のAおよびB抗原を調べるオモテ検査と血清中の抗Aおよび抗Bの有無を確認するウラ検査を行い、その結果の一致により判定される。Rh式で問題となる抗原はD、 C、 c、 E、 e の5つの抗原で、なかでもD抗原の有無は輸血において重要であり、D抗原をもっていればRh陽性、D抗原を持っていなければRh陰性となります。
不規則抗体検査とは、輸血される方ABO血液型以外の赤血球に対する抗体を持っていないかを調べる検査です。この不規則抗体の検出率は約02.~4%です。これらの不規則抗体を事前に確認することは、安全な輸血や適合血液の確保、血液型不適合による新生児溶血性疾患の予知と対策に重要な意義を持ちます。 不規則抗体:主として輸血や妊娠出産により見いだされる免疫抗体と、何ら明確な免疫刺激がない人に見いだされる自然抗体とがあり、免疫抗体と自然抗体を相称して不規則抗体といいます。
溶血性輸血副作用の防止のため、輸血用血液と患者血液との間で抗原抗体反応が起こるかをあらかじめ試験管内で検査し、患者にとって不都合な反応を未然に防止するための手段です。
輸血用血液製剤:近年では必要な成分(赤血球・血小板・血漿)のみを輸血ふるのが基本となっており、次のような製剤が血液センターから供給されています。
大量の出血や慢性貧血など血液中の赤血球(Hb)の低い方の治療に用いられます。
血液中の凝固因子の減少や血漿成分が急に減少した時などに用いられます。
血液中の血小板が少ない方、機能が低下している方に用いられ、まれに出血に対する止血目的で用いられることもあります。
当院では、血液センターへの発注、管理、検査、供給を一貫して臨床検査室で輸血管理システムを用いて一元管理をしています。 患者情報や血液製剤の情報をコンピューターで管理することで血液型の間違いによる輸血事故を防止しています。
輸血後、移植片対宿主病を予防するため、リンパ球を含む輸血用血液に放射線照射を行っています。
手術準備用等で、採血された自己血を保管管理しています。
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