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脳ドックとは?
人間ドックのひとつで、脳に関する特別コースです。脳と脳血管に関する隠れた病気がないかどうかを検査するには、脳のMRI・MRA検査・脳波・脳CT検査、頚動脈血流検査(超音波と頚部のMRA検査)高次脳機能検査などをする必要があります。すべてを行うため3日以上かかりますので、当センターでは、お忙しい方のために半日で脳MRI・MRA検査と高次脳機能検査をセットした脳ドックコースをご用意しました。
脳ドックにより見つかる疾患は?
形態的なものとして、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、脳出血、脳梗塞(特に微小梗塞:ラクナ)、硬膜下血腫、脳腫瘍、脳萎縮、脳浮腫、水痘症など、また機能的なものとしてはアルツハイマーや脳血管性の痴呆があります。
MRIとは?
磁気共鳴画像のことで、磁石の筒の中に身体を入れ、電磁波をかけて体内の水分や血流などの情報をコンピューターで解析して断層画像にしたのがMRIです。電波のかけ方で数種類の画像が得られます。これにより脳の病気(脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など)の発見が可能となります。
MRAとは?
MRA(磁気共鳴血管造影)は本質的にはMRIと同じ方法ですが、血流成分を中心に画像を構成すると、血管内に造影剤を注入せずに血管の影が画像として得られます。これにより脳の血管の病気(脳動脈瘤、脳動静脈奇形、脳血管の狭窄・閉塞)の発見が可能です。
脳MRAなどの検査をすれば確実に病気は見つかるのですか?
この方法では脳の血管の変化が小さすぎると見つからないことがあります(例えば径5?以下の脳動脈瘤など)。反対に大きすぎてもたまに見逃すことがあります。また、血管の狭窄像など判定基準が確立していない場合もあります。異常が見つかれば脳外科医師の診察を受けていただくことになります。再検査、またさらに血管造影など精密検査が必要となることがあります。
MRIで脳梗塞の前触れはわかりますか?
MRA検査で血管の異常があれば脳梗塞の前兆と診断されることがあります。しかし、地震の予測なようなもので、現在の医学では完全に予測することは不可能です。
高次脳機能検査とは何ですか?
記憶・言語に関するいわゆる知能検査です。言語療法士が面接をして、“ボケ”に関連する記憶の異常がないかを検査します。結果については、総合的に脳外科医・脳血管内科医等の専門医に判断してもらう必要があります。
将来、“ボケる”かどうかMRIで予測できますか?
完全な予測は不可能ですが、検査の結果(特に脳梗塞などの)異常があれば、将来ボケる可能性が高いと思われますので、危険因子(高血圧、高脂血症、喫煙、糖尿病など)をコントロールしボケを防止するようにしてください。
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