診療科・部門

ホーム  >  診療科・部門一覧  >  脳神経外科  >  概要

脳神経外科


概要

疾患別では脳血管障害、脳腫瘍、神経外傷などすべての手術対象疾患に対して受け入れを行っています。特に血管障害、脳腫瘍の手術には力を入れており、脳動脈瘤や脳動静脈奇形の手術、脳頚動脈狭窄症に対するバイパス手術や血栓内膜剥離術、頭蓋底腫瘍を含む困難な脳腫瘍などの経験が豊富な医師が集まっています。手術室には64列の最新CTとナビゲーションシステム(Brain-Suite)を有しており、より安全に手術を行っています(詳細は下記PDFをご参照ください)。手術以外の面でも、くも膜下出血に伴う脳動脈瘤術後の管理、頭部外傷、脳腫瘍手術後の管理もICUで集中治療医と協力しておこない良好な成績を得ております。その他、脳血管・神経内科をはじめ多くの科と連携しており、手術適応、治療方針、治療成績などを検討し開かれた医療連携を行っております。

スタッフ及び診療体制

外来部門
月曜日から土曜日まで午前中に診察を行っています(第2、3土曜日は除く)
救急部門
月曜から土曜日まで24時間フル体制をとっています。

注) 日曜日は脳外科医が常駐しておりませんが、手術は可です。当直時間帯の小児(6歳以下)脳神経外科はお断りしております。

スタッフ紹介

森川 雅史

役職 主任部長、脳神経・脳卒中センター長
学会専門医・認定医
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本脳卒中学会脳卒中専門医
神戸大学医学部 臨床教授

池田 充

役職 部長
学会専門医・認定医 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本脳卒中学会脳卒中専門医

田中 宏知

役職 医長
学会専門医・認定医
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医

岩橋 洋文

役職 医員
学会専門医・認定医                   

井村 隼

役職 医員
学会専門医・認定医                   

病気について

脳腫瘍

脳腫瘍は、頭蓋内を構成する組織から発生したり、他の臓器から転移した腫瘍の総称です。この中には、がんに相当する悪性腫瘍から成長速度の遅い良性腫瘍まで、すべて含まれます。最近、MRIの進歩により、簡単に頭蓋内の情報が得られるようになり偶然に発見される脳腫瘍が増えています。

おもな治療法

無症状で良性の腫瘍は、経過観察のみのこともあります。多くは腫瘍摘出術を必要としますが、その部位や腫瘍の性質により放射線治療、ガンマーナイフ治療、化学療法などを行なうことがあります。

下垂体腺腫

ホルモンの中枢である脳下垂体に発生する腫瘍により、周囲組織(正常下垂体・視床下部・視神経等の脳神経など)の機能が障害されたり、腫瘍自体からホルモンが過剰に分泌されることによりさまざまな症状を呈します。

おもな治療法

経鼻経蝶形骨洞接近法による腫瘍摘出手術
当院では、1998年より耳鼻咽喉科医と協力して、内視鏡下に鼻腔および副鼻腔の一部である蝶形骨洞を経由して腫瘍を摘出しています。
開頭法による腫瘍摘出術
大きな腫瘍や経鼻経蝶形骨洞近接法で十分摘出し得なかった場合に有効です。
内服薬による治療
プロラクチンや成長ホルモンを産生する下垂体腫瘍に対して有効な場合があります。ただし、副作用など種々の問題点があります。
放射線治療
腫瘍以外の正常組織にも放射線が照射されるため補助的に行なわれることがほとんどです。
ガンマナイフによる治療
腫瘍に限局して照射するため、正常脳部分への被曝を最小にすることができ、その治療効果も確認されています。ただし、大きな腫瘍では適応となりません。

くも膜下出血

中年期、突然の激しい頭痛、吐気、嘔吐で発症、出血の程度により、頭痛が軽微なとき風邪と間違えられる程度から、急激に心肺停止にいたる重篤例まであります。約85%は脳動脈瘤の破裂が原因となります。初回出血で、症状は軽微でも再破裂を起こすと救命は困難になり、このため早期診断、治療が極めて大切です。

おもな治療法

治療として、開頭術による動脈瘤根治術、動脈瘤内にコイルを充填する血管内手術があります。また、動脈瘤の大きさ、部位、全身状態などを考慮し治療方法を決めています。健康管理増進センター(人間ドック)で行なっております「脳ドック」は、未破裂の脳動脈瘤の有無を検査しています。

「健康管理増進センター(人間ドック)」についてはこちら

「脳ドック」についてはこちら