a)食欲; ”食欲はありますか?” b)機嫌; ”機嫌はいいですか?” c)睡眠; ”スヤスヤとよく眠りますか?” d)快便; ”いい便が出ますか?”
この4つを「子どもの健康徴候」といいます。たとえば高熱や発疹が急に出たとしても「健康徴候」が良ければ心配いりません。すなわち食欲があり、機嫌も良く、よく眠り、普通の便が出ていれば何もあわてる必要はありません。
【観察のポイント】
”急に高熱が出た”といって1日位の熱ですぐにあわてる必要はありません。子どもはちょっとした病気でも熱を出します。まず「子どもの健康徴候」をチェックして下さい。すなわち食欲・機嫌・睡眠・快便の4つの徴候がいつもと変わりなければ心配いりません。子どもの場合、一般の風邪(ウィルス感染など)で2、3日熱を出すことはよくあることです。熱だけのために脳がおかしくなることは絶対ありません。翌日小児科外来の方へ受診して下さい。それでも心配な方は、前述の小児科救急診療の時間帯(午後9時まで)に受診して下さい。
【家庭での処置】
熱がある子どもをできるだけ快適に疲れさせないようにするのが目的です。
厚着はやめて下さい。
水分をできるだけ与えて下さい。
水枕で冷たく気持ちよくしてあげて下さい。(ただし、いやがれば無理にやる必要はありません。)
便秘だったら浣腸をして下さい。
解熱剤は、今までの方法でなお熱が下がらず、子どもの安静・安眠がさまたげられるとき使用して下さい。一度使ったら必ず6時間以上間隔をあけて下さい。
1日3~4回位体温を測り、熱型表(折れ線グラフ)をつけて下さい。熱型表は、病気の経過を知る上で、非常に役立ちます。
【緊急の場合】
生後2ヶ月までの赤ちゃんの発熱は要注意です。できるだけ早く連れてきて下さい。 また上記の「健康徴候」が著しく悪い場合、とくに熱がそんなに高くなくても“食欲がなく、ぐったりしている”、“うとうとして眼の動きが悪い”、“うめき声が聞こえる”このようなときはすぐに受診して下さい。それ以外では翌朝まで待てないことはほとんどありません。
熱性のけいれんは、熱そのものが高いときよりも、急速に体温が上昇するときに起こしやすいです。普通5分以内に止まるけいれんなら心配いりません。その後けいれんもなく落ちついているようなら、翌日小児科外来を受診して下さい。それでも心配な方は、前述の小児科救急診療の時間帯(午後9時まで)に受診して下さい。
けいれんはほとんどの場合自然に止まります。安静にして次のけいれんが起こらないようにするのが目的です。
無理に口にわりばしやタオルを入れる必要はありません。
あわてずけいれんの観察をして下さい。 いつ頃、どういう状態のとき起きたか?持続はどれ位か?けいれんの型は?眼の位置は?できるだけ見ておいて下さい。
発熱に対する処置(前述)をして下さい。
安静にして十分睡眠をとらせて下さい。
10分以上けいれんがつづくとき、また1日2回以上けいれんが起こるときはすぐに受診して下さい。その前からすでに「健康徴候」(前述)が悪くけいれんした場合すぐに受診して下さい。それ以外では翌朝まで待てないことはほとんどありません。
|お問い合わせ|個人情報保護について|みなさまの権利とお願い|
(C)Copyright 2006 Yodogawa Christian Hospital. All Rights Reserved.