病院概要手術や治療をお考えの患者様人間ドック外来診療担当医表看護師募集医療スタッフ募集ボランティア募集関連施設のご案内淀川キリスト教病院募金病院移転・新築院内専用


 

眼科ってどんなところ?

病気についてしりたい

手術についてしりたい

近隣開業医の先生方へ

 

白内障とその手術について/手術症例と診療実績

スタッフを紹介して

外来担当医表

診療実績
 

眼科だより

診察項目一覧へ
 

白内障とその手術について

【白内障とはどんな病気ですか?】
 白内障は、眼内でピント合わせの働きをしている水晶体(レンズ)が濁ってくる病気です。いろいろな原因で起こりますが、最も一般的なのは加齢によるものです。目の中のレンズが濁ってくるわけですから、眼鏡を取り替えても症状は変わりません。また、一度濁った水晶体は薬では治りませんので、症状が進んでかすみが強くなれば手術で濁りをとる治療が必要になります。

【どういう手術を行うのですか?】
 濁った水晶体を取り除きます。しかし取っただけでは術後強い遠視となりピントが合わなくなりますので、代わりの人工レンズ(眼内レンズ)を埋め込みます。このレンズは通常は一生目の中に入れたままで、自分の目として違和感なく使うことができます。
 ただし、眼内レンズの歴史は比較的浅く、まだ約30年しかたっていません。従って、それ以上長期間たつとどうなるか、まだよくわからないこともあります。しかし、今までの経験では大きな問題はなく、安全な方法として現在では広く世界中でこの手術が行われています。
 手術は局所麻酔で行います。ほとんど痛みはありませんが、意識はありますので手術中も人の声などは聞こえます。多くは10~30分で終了しますが、白内障の程度によりそれより長くなる場合もあります。

【手術は簡単ときいていますが?】
 最近の白内障手術は技術や器械の進歩により、ずいぶん安全に行えるようになり、手術時間も短くなりました。また、手術後の安静時間も以前よりずっと短くなっています。そこで、世間では「簡単」とも言われるようになりました。しかし、細かい技術が必要で、決して昔より簡単になったわけではないのです。

【手術がうまくいかないことはありますか?】
 残念ながら、成功率は100%ではありません。合併症の主なものを以下に述べます。

○眼内レンズを入れられない場合があります。

1%以下の確率ですが、レンズが入らないことがあります。水晶体の濁りを取る際、一番外側の袋(水晶体嚢)を残し、その中に眼内レンズを固定するのですが、袋の強度には個人差があり、袋が薄くて弱い場合、手術中に破れてしまうことがあります。大きく破れた場合はレンズを固定する場所がなくなってしまい、レンズを入れることができません。術後はそのままではピントが合いませんので、眼鏡やコンタクトレンズの装用か、再手術で別のタイプの眼内レンズを入れる必要があります。どの方法が一番良いか、手術後にご相談して決めることになります。
 以下の合併症はごくまれなもので、1万人に2~3人の確率でしか起きませんが、注意が必要です。

○予期せぬ出血を起こすことがあります。

○感染を起こすことがあります。

 眼球の表面やまぶたには、普段から細菌がすんでいます。これらが手術の傷口から目の中に入り込み、術後眼球が化膿してしまうことがあります。

【手術が成功すれば視力は必ず良くなるのでしようか?】
 白内障のほかに何も病気がなければ、よく見えるようになります。しかし、白内障の手術は目のレンズを入れ替える治療ですので、眼底出血などでフィルムに相当する網膜が傷んでいる場合や、視神経が傷んでいる場合は思ったほど視力が回復しないこともあります。詳しくは主治医におたずね下さい。

【術後は眼鏡はいらなくなるのですか?】
 眼内レンズの度数は人により異なります。どの度数が一番良いか、手術の前に挨査をして決めますが、レンズの度の選び方で手術のあとの見え方が変わってきます。大まかに分けると、遠くがよく見えるようにレンズを選び、近くは老眼鏡をかけるやり方と、近くが眼鏡なしである程度よく見えるようにして、遠くを見るときに眼鏡をかけるやり方があります。どちらにするか、手術の前に主治医と相談して決めます。ただし、どちらの方法でも微調整には眼鏡が必要です。
 また、術後しばらくは乱視の度数が変化します。2~3か月すれば落ち着きますので、眼鏡を作り替えるのはそれからの方が良いでしょう。

【手術のあとしばらくしてまた白内障がでることがあるのでしようか?】
 手術で水晶体を全部取り除いてしまうのですから、また白内障になることはありません。ただ、「後発白内障」といって、手術で残していた水晶体の袋(水晶体嚢)が後で濁ってくる場合があります。手術を受けた人の約30%に起こります。濁りが強いとまた白内障の時のようにかすみがでて視力が落ちますが、レーザーで濁った膜を切開すればすぐに視力が回復します。この治療は外来通院で行います。
 おわかりいただけましたでしょうか?もしわかりにくいことがあれば、どんなことでもご遠慮なく主治医におたずね下さい。
また、眼科だより001号で詳しくご説明しています。こちらをご覧ください。

淀川キリスト教病院眼科

 




お問い合わせ個人情報保護についてみなさまの権利とお願い

(C)Copyright 2006 Yodogawa Christian Hospital. All Rights Reserved.