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【斜視って何ですか?】 両眼の視線が見ているモノに向かっていない状態。 片眼が正しい方向を向いているのに、他の眼が内側や外側や上下に向いています。
眼科ケアVol.7 No.4より抜粋
代表的な斜視について
乳児内斜視 生後1年頃までに起こります。主に手術による治療を行います。
調節性内斜視 調節(ピント合わせ)の時の過度の輻輳(眼球の内寄せ)による内斜視。 強度の遠視が原因なので眼鏡を装用することが治療になります。
間欠性外斜視 普段は斜視ではありませんが、疲れたりすると斜視になる状態です。 程度が強ければ手術による治療を行うこともあります。 以上が代表的なものですが、まだまだ多くの種類があります。
【ビスダイン療法って何ですか?】
人は左右の眼球から得た2つのイメージを大脳で1つにしています。 これにより片眼で見た時には感じられない遠近感や立体感を得ることが出来ます。 このような働きを「両眼視機能」と言いますが、これは生後発達し6歳ごろまでに完成する機能です。 このため幼児期に斜視になると左右の眼球から得るイメージが異なるため、この両眼視機能の発達が妨げられます。 また成人で斜視になると両眼視ができなくなってしまいます。 そのため下記のような症状が生じます。
症状
複視(両眼で見たときにモノが2重に見える、片眼のときは2重に見えない)
遠近感や立体感がわかりにくい
視力が出ない
眼振(眼が揺れている)
片眼をつぶってモノを見る
首を傾けたり、まわしたりしてモノを見る
【治療対象は?】 ビスダイン療法は中心窩に病変のある加齢黄斑変性症の患者さんに行ないます。
~加齢黄斑変性症とは?~ 加齢黄斑変性症は黄斑部の機能が、加齢などの原因によって障害される疾患です。脈絡膜から発生する新生血管の有無で「滲出型」と「萎縮型」に分類され、ビスダイン療法は「滲出型」の治療として行なわれます。 滲出型(しんしゅつがた)加齢黄斑変性症 新生血管型ウェットタイプとも呼ばれます。脈絡膜新生血管が発生し、出血することにより網膜が障害されて起こるタイプです。進行が速く、急速に視力が低下していきます。 萎縮型(いしゅくがた)加齢黄斑変性症 非滲出型・ドライタイプとも呼ばれます。網膜の細胞が加齢により変性し、老廃物が蓄積して栄養不足に陥ります。その結果、徐々に萎縮していきます、進行が緩やかなため、気づかないひともいます。
【どんな治療をするの?】 斜視の種類・性質・年齢・全身状態などにより方法は様々です。 斜視があると眼の位置がずれているという外見上の問題だけではなく、両眼視機能に影響を与えてしまいます。 よって両眼視機能が完成する6歳頃までの早期発見・早期治療が必要になってきます。 治療法としては下記のものがあります。
手術 眼球の周りの眼筋の位置を前または後にずらして眼球を正常な位置に戻す。
屈折矯正 眼鏡で遠視・近視・乱視を矯正し両眼視をさせたり、不必要な調節をなくす。
遮閉法 アイパッチで斜視眼でない眼を遮閉し斜視眼にモノを見る力をつけさせる。
プリズム眼鏡処方 プリズムで光の方向をかえ、斜視眼を正常眼と同じ指標が見えるようにする。
両眼視機能訓練 大型弱視鏡など特殊な器械を用いて両眼視機能を向上させる。
大切なのは早期発見・早期治療です。目つきやモノを見る時のクセをよく観察し、思い当たる点がございましたら一度眼科受診をおすすめします。
ご質問のある方は一度眼科外来へお電話ください。 時間帯はなるべく16時から17時のあいだにお願い致します。 電話番号06-6322-2250(内線2247)
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