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眼科ではみなさんにお知らせしたいこと、眼に関することなどを,定期的にこのホームページ上に載せています。今回は「結膜下出血」「累進多焦点メガネ」についてです。
【1.結膜下出血について】 ○どんな病気ですか? シロメの上には透明なうすい膜がはっていてこれを「結膜(けつまく)」と言います。「結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)」とは、この結膜の血管がやどんな病気ですか?ぶれて出血した状態です。 ○どんな症状が出ますか? 突然シロメが真っ赤になります。血管がふくれて太くなる「充血」と違って、ベタッと真っ赤になるのが特徴です。痛かったり、目ヤニが出たりは普通しません。そのため自分では気づかずに、鏡をみたり、人に言われて初めて気がつくことが多いのです。逆に目ヤニや涙などの症状もあるときは他の病気も疑われますので、眼科医の診察を受けてください。 ○原因は? 良くはわかっていません。結膜は細い血管が豊富な組織なので何のきっかけもなく血管が破れることがあります。もちろん眼を打ってなることも良くあります。また結膜がだぶつき気味の方や高血圧・糖尿病、出血傾向のある病気などをお持ちの方はおこりやすいと言われています。 ○治療は? 出血はほおっておいても必ず吸収され、もとの白い眼に戻ります。逆に言えば一度出てしまった出血を早くひかせる目薬はありませんので、原則的に治療は必要ありません。この出血が原因で眼が見にくくなったり病気になったりすることは通常ありません。
【2.累進多焦点メガネについて】 「1つのメガネ(もしくはメガネをかけないで)であらゆる距離のものを見ることができなくなってきた。」それは、ピント合わせの役割をする眼球の調節力が、加齢により低下してきている、つまり老視(老眼)のためです。そこで見たいモノの距離に合わせたメガネを複数もつ、または累進多焦点メガネが必要となってきます。 ライフスタイルが多様化している現在では、仕事がしやすい、家事がしやすいなど使用目的に応じて、累進多焦点レンズのデザイン(累進帯)が異なるものがいくつかでています。その特徴をまとめました。
○遠近両用レンズ ・ 遠方~近方まで見ることができる(5m~30cmまで見える) ・ ショッピングなどの外出時に適している ・ 階段の上り下りなどに慣れを要するが慣れれば外出時にメガネを持ち歩く必要が無くなるので便利 ・ 遠方を見るのが主で近方の見える範囲は少ないので長時間の読書や裁縫などには適さない ○中近両用レンズ ・ 中間~近方まで見ることができる(2~3mから30cmまで見える) ・ 家事や会議などの室内での作業に適している ・ 5m先などは見えないので外出時や車の運転などには適さない ○近近両用レンズ ・ 1m~30cmまでの近方を見ることができる →読書専用タイプであればピントの合う距離は1点(30cm)に限定されている ・ パソコンやデスクワーク、楽器演奏など長時間の近方の作業に適している これらのレンズに共通しているのは、1枚のレンズに2つ以上の度数が入っているので、レンズ周辺部に歪みが生じるということです。ただ累進レンズの特性に慣れてしまえば歪みを気にすることなく、また視線を使い分けできるようになると便利なメガネです。 しかし像の「歪み・搖れ」に敏感な方は慣れにくい場合もあり、遠近別々での作製がよい方もいらっしゃいます。当院ではトライアルレンズをご用意しております。メガネを処方する際ご相談ください。
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