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とてもためになる情報です。ぜひ読んでくださいね。
【1.網膜剥離(もうまくはくり)ってどんな病気ですか?】 目の底(眼底)には、カメラのフィルムに相当する部分があり、それを網膜といいます。この網膜が本来の位置からはがれてしまった状態を網膜剥離といいます。
【2.なぜ、網膜がはがれるのですか?また、そのときどんな症状が出るのですか?】 網膜の前には硝子体(しょうしたい)という透明なゼリー状の組織があり、網膜と表面が接着しています。年齢とともに硝子体の一部が溶けて水のようになり(硝子体の液化)、ゼリー状の部分が収縮して硝子体が網膜を強く引っ張ると、硝子体が網膜表面からはずれ、飛蚊症(目の前に糸くずのようなものが見える)や光視症(暗いところで光が走る)の原因になります。この現象を後部硝子体剥離(こうぶしょうしたいはくり)といいます。このとき、網膜に弱い部分があると、網膜に裂け目ができます(網膜裂孔もうまくれっこう)。この裂け目から液状になった硝子体が網膜の下に入り込み、網膜がはがれた状態が網膜剥離です。 若年者では、近視の強い方やアトピー性皮膚炎の方は網膜の周辺部が弱いために小さな穴や裂け目ができることがあり、この場合もまた網膜剥離をともなうことがあります。
【3.治療法について教えてください】
薬物療法は無効です。放置すると失明に至るので手術が必要となり、手術で裂け目をふさぎ網膜を元の位置に戻します。手術方法には強膜バックリング手術、硝子体手術、気体網膜復位術という3種類の方法があります。 治療成績は重症度にもよりますが、網膜の復位が得られる確率は9割以上と良好です。しかし視力は完全には回復しないことがあります。
飛蚊症が急に増えた、また光視症などの症状が出た場合には早めに眼科受診をし、眼底検査を受けましょう。
【「眼を開く目薬を点眼します」】
眼科外来でよく使う目薬「散瞳薬さんどうやく」について説明しましょう。 人間の瞳(瞳孔)は、カメラでいう絞りのようなもので、強い光が眼の中に入ると縮み、暗いところでは広がり、その直径は自動的に常に変化していて眼内に入る光の量を微調節しています。 「散瞳(さんどう)」とは、目薬でこの反射を麻痺させ、瞳孔を大きく広げる状態にすることです。この瞳孔は眼の中をのぞくことのできる唯一の窓であり、眼底周辺部の網膜までより詳しく診るためにはその窓はできるだけ広い方がよいわけです。
散瞳(さんどう)するとどうなる? 散瞳薬点眼後約20~30分で対光反射が消失し、瞳孔は散大していきますので、まぶしくなります。また、ピント合わせをする筋肉も麻痺(まひ)しますので、ピントが合わない状態となりぼやけてみえます。個人差もありますが、この状態が約4~5時間(長い!)続きます。
散瞳検査を受ける方へおねがい 散瞳状態で自動車の運転をするのは危険です。ですから眼科を受診する際には、この散瞳検査があるものと考え、車を自分で運転して病院に来ることは控えてください。また、晴天の日は帰宅時とてもまぶしいので、受診時はサングラスを持参されることをお勧めします。 眼底検査を必要とされる場合、点眼の効果が出るまで20~30分程度お待ちいただくことになります。「眼科は待ち時間が長い!」と思われるかもしれませんが、眼底を精密に観察するには絶対に必要な検査ですので、どうぞご理解ください。
ご質問のある方は一度眼科外来へお電話ください。 時間帯はなるべく16時から17時のあいだにお願い致します。 電話番号06-6322-2250(内線2247)
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