糖尿病患者さんの血液は糖分を多く含み、血液がドロドロ状態になっています。そのようなドロドロ血が通ると血管に傷がつき、血管の一部に穴があいて眼底出血が生じることがあります。また、血管が詰まって血が流れなくなる為に、網膜が酸素不足や栄養不足に陥って視力が低下することがあります。この状態を糖尿病網膜症といい、放置していると重度の視力障害や失明に至ってしまうことがあります。 初期症状として視力低下が出現しない病気のため、ご自身が糖尿病網膜症にかかっていることに気づいておられない糖尿病患者さんも多くおられます。内科にて糖尿病と指摘された場合には、一度眼科を受診するようにしてください。また、眼科を受診されたことのある方も、たとえ症状がなくても定期的な眼底検査が必要ですので、診察を中断しないでください。
レーザー治療
外来初診(できれば紹介状をお持ちください。あれば、特定療養費が免除されますので料金が安くなりますが、なくても結構です) レーザー光凝固の適応かどうか、眼底検査を行ないます。蛍光眼底造影検査が必要ですので、この日の午後行なうか、次回に予約で行ないます。治療の説明を詳しく行ないますので、ご家族の方とご一緒にお越しください。また、ご家族の方も遠慮なく、患者様とご一緒に診察室にお入りください。
蛍光眼底造影検査で、レーザー治療の適応なら、治療の日を決めます。
レーザー治療の日: 外来で行ないます。入院は不要です。特殊なコンタクトレンズを目にあて、0.2秒くらいのレーザーを数十から300発あてます。点眼麻酔をしていますので、コンタクトレンズをはめるときの痛みにはありませんが、レーザー治療を行なっているときに、特別なまぶしさを感じたり、チクチクした痛みを感じることがあります。
1~2週間後、外来で眼底検査を行ないます。何回かにわけて追加治療を行なうことが多いです。
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