眼をカメラに例えるならフィルムにあたり、眼の中入った光を眼の底にまで集める役目をする「水晶体」が濁ることにより、かすみめなどの症状が出る病気です。
白内障に対する手術: 超音波で混濁した水晶体(白内障といいます)を取り除き、眼内レンズ(アクリルやプラスティックでできた人工水晶体)を移植します。白目と黒目の境目を3~4ミリ切開しますが、手術後、眼科医が顕微鏡で拡大しなければ、傷跡は見えませんので、ご自分ではわからないと思います。手術は早ければ10~20分、長くても40~50分で終了し、視力回復の可能性は99%ですが、最終的な視力は、眼底の状態によりますので、担当医師にお尋ねください。 手術は、日帰り手術、1泊、ゆっくり入院(4~6泊)のコースがあり、ご本人のご希望、眼の中の状態、身体の合併症(高血圧、糖尿病など)ご家族のご都合などを考え、ご本人やご家族とと相談して決めています。両眼の場合は、2~3日あけて行なっています。
A)日帰り
外来初診(できれば紹介状をお持ちください。あれば特定療養費が免除されますので、料金が安くなりますが、なくても結構です): 手術の適応なら、手術の日を決めます。2011年11月現在、約1ヶ月の待ちです。眼科の検査、血液検査、心電図をとります。場合により手術の説明を詳しく行ないますので、ご家族の方とご一緒にお越しください。また、ご家族の方も遠慮なく、患者様とご一緒に診察室にお入りください。
2回目外来受診: 検査結果説明。手術の説明。手術もしくは入院の手続き。
手術日: 9~10時頃来院していただき、手術準備に入ります。12~13時頃に手術を行ないます。手術後2時間ほど安静にしてから帰宅となります。ガーゼで巻いた金属眼帯をしてお帰りいただきます。なるべく、タクシーか自家用車(ご自分で運転はできません)をご利用ください。
手術翌日: 9時頃外来で診察を行ないます。予約で行ないます。診察後、点眼の練習をします。ガーゼをはずし、見える状態になりますが、保護眼帯は夜間のみご使用ください。
手術2日目: 視力検査をします。順調であれば、この時点でお近くの先生にお手紙を書いてお渡しし、以後は近医に通院していただく場合と、あと2回程度通院していただく場合があります。その後、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月目に診察させていただくことがあります。
B)1泊2日(外来初診から手術までは(A)と同じです)。
1日目: 9時ごろ入院、病室に入ります。オリエンテーションがあります。手術準備から手術(午後)となります。
2日目: 9時ごろ病棟で診察を行ないます。問題なければ10時ごろ退院になります。穴のあいた金属眼帯を使用していただきます。
3日目: 外来で診察します。順調ならば、近医の先生に紹介となり、その後は近医の先生に通院していただきます。
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