眼をカメラに例えるならフィルムにあたり、眼の中に入ってきた光を感じ取る役目をする「網膜」の中心にある「黄斑」に異常が起こり視力低下やゆがんでみえる、などの症状が出る病気です。
加齢黄斑変性に対する治療(光凝固・光線力学療法・硝子体手術): 高齢化にともない、加齢黄斑変性が、60歳以上の失明原因のトップになっています。蛍光眼底造影検査を行ない、中心窩(眼のフィルムの中心にある最も感度の良い部分)と、破れやすい異常な血管(新生血管)との間の間隔により、レーザー治療や手術(新生血管抜去術・中心窩移動術)を選んでいます。 光線力学療法は、光感受性物質を点滴した後にレーザーを眼にあてるという、世界では数年前から始まりましたが、日本では、2004年5月に許可された新しい治療方法です。光感受性物質が体内にある間は、太陽光にあたると日焼けを起こしますので、2泊3日の入院が望ましい(初回は必須)です。
光線力学治療
外来初診(できれば紹介状をお持ちください。あれば特定療養費が免除されますので、料金が安くなりますが、なくても結構です)。 光線眼底造影検査が必要ですので、この日の午後に行なうか、次回に予約で行ないます。治療の説明を詳しく行ないますので、できましたらご家族の方と一緒にお越しください。また、ご家族の方も遠慮なく、患者様と一緒に診察室にお入りください。
蛍光眼底造影検査で、光線力学治療の適応なら、入院の日を決めます。2004年8月現在、約2週間待ちです。2回目外来受診。 検査結果説明。手術の説明。手術もしくは入院の手続き。
入院日: 9時30分から10時ごろ来院していただき、オリエンテーションを行ないます。16時ごろに眼科外来で治療を行ないます。 薬を点滴して15分後に、コンタクトレンズを目にあて、レーザーを83秒間あてます。点眼麻酔をしていますので、痛みはありません。 帽子、サングラス、長袖の服、手袋をして病室に帰ります。
治療翌日: 目に光をたてることができませんので、眼科の診察はありません。蛍光灯は大丈夫です。体に異常がないか、チェックします。
治療2日目: とくに問題がなければ、日が暮れてから退院になります。
治療7日目: 外来で診察を行ないます。
治療3ヶ月後: 蛍光眼底検査を行ない、脈絡膜新生血管の異常があれば、もい一度光線力学治療を行ないます。
病状が落ち着けば、お近くの先生にお手紙を書いてお渡ししますので、以後は、近医に通院していただくことになります。 しかし治療3ヶ月、6ヶ月目以後、3ヶ月毎に外来通院が必要です。
眼科手術
網膜・硝子体
白内障
緑内障
斜視
その他
2002年
110
832
23
13
28
2003年
119
864
9
49
*網膜硝子体手術:網膜剥離、網膜上膜、黄斑円孔、糖尿病網膜症など *その他:涙道手術(涙があふれる時など)、眼瞼(眼瞼下垂など)、腫瘍など
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