病院概要手術や治療をお考えの患者様人間ドック外来診療担当医表看護師募集医療スタッフ募集ボランティア募集関連施設のご案内淀川キリスト教病院募金病院移転・新築院内専用


 

皮膚科ってどんなところ?

治療法を教えて

 

アトピー性皮膚炎の治療について/“じんましん”の治療について

病気について知りたい


アレルギーのお話/“じんましん”のお話

皮膚病の原因の調べ方を教えて/「薬のアレルギー」について教えて
 

スタッフ紹介

外来担当医表

附属クリニックをご利用ください

診察項目一覧へ
 

 

アトピー性皮膚炎の治療について

アレルギーの治療(お知りになりたい項目のメニューボタンをクリックしてください)
成人アトピー性皮膚炎-当院の治療小児アトピー性皮膚炎-当院の治療
アトピー性皮膚炎はどこまで治るか

|アトピー性皮膚炎と食物アレルギーの関係をどう考えるか
アトピー性皮膚炎の入院治療アトピーの診察風景アトピーの診察風景2
アトピー性皮膚炎の人達はアトピーの原因をどう考えるか


アトピー性皮膚炎はどこまで治るか

成人アトピーの患者さんと話をしていますと『アトピーで治ってしまった人なんているの?』と良く聞かれます。それで、淀川キリスト教病院で入院治療を行なったかたを中心に私が治っていると考えた人たちにアンケートをしていただきました。年賀状を頂いたり、患者さんを紹介していただいたりした折に、良くなっているなと判断した方たちで、独断と偏見で選びました。「あとっぷ」の山下さんにも調子の良さそうな方を紹介していただきました。そのため、きちっとした基準はありません。

アンケートは65通送りましたが、10通はあて先不明で返却されました。55人中回答を頂いたのが33通です。それ以外に2名は久々に悪化していると外来受診されました。1名はアンケートを書きながら、引越しなどで出し忘れていましたと顔を見せてくださいました。綺麗になって再就職して元気に過ごしているようでした。

コントロールとして外来通院されている方で症状の落ち着いている方、ほとんど薬を使わなくても良くなっている方29名にも同じアンケートを書いていただきました。 生のデータ-を裏面に印刷しています。その他から下は自由に書いてもらったものを簡単にまとめたものです。

タイトルにあるどこまで治るかという点では、「皮膚のことを何も気にすることはない」「なにもつけない」が「時々痒くなる時、所があり」、「生活習慣で特別注意することはない」が「気分転換を大事にしている」といえるかなと思いました。生活習慣に特別注意することがないとは文字どうり何をしても大丈夫ということなのか、淀キリでいう「早寝早起き、腹八文目に医者要らず」が当たり前になってしまっているのかはわかりません。

何故良くなったかは「ステロイド軟膏を止めたから」、家族の理解・協力など「精神的な支えが大きかった」「生活習慣に特別注意しなくても」自然に振舞え、和食中心、アトピーを嫌なものと考えず、ストレスなどの皮膚表現と捉えられるようになったという点がまとめかなと思います。「ステロイドを止めたから良くなった」「アトピーはステロイドの副作用」と回答して「季節の変わり目にステロイドを塗ることもある」と答えた方が3名います。こういうある意味でのバランス感覚が戻ってくると良くなる人もいるようです。

アンケートとともにお手紙も頂きました。差し障りのない程度に紹介したいと思います。

  1. 入院してアトピーと向き合う前向きな気持ちが持てた。それまでは、アトピーを治してくれる病院や薬を求めていたように受身的であった。アトピーでも出来ることをトライしてみよう。自分の気持ち、自分の身体に正直に生きる。時間がかかっても必ず良くなるとあせらない。アトピーは人生で起こる色々な経験のひとつ、無駄な体験ではなかった。ステロイドに依存していては治ったといえない。

  2. 入院治療後5年経ちました。あの当時の酷さは全く覗えないほど綺麗になりました。完治したのではと思えるほどです。しかし、アトピーは完治するものではなく上手に付き合っていく病気と思います。アトピーの悪化は何かのサインと思い生活などを見直し増悪しないように努め、コントロール出来る様になりました。淀キリに行く前は"医者に治してもらう"考えでした。医療スタッフなどに援助をしてもらいながら、自分で治すように努めないといけないと思った。入院は再出発の準備だった。

  3. ステロイドから完全に離脱できた満足感・達成感で一杯です。入院中に看護婦さんからアトピー患者はだらしがない、汚い、わがまま・・・アトピーが完治したなんて聞いた事がないといわれた。(すみません。初期の頃のことです。)患者は元気になると病院には行かない。この看護婦がまだ勤務しているなら見せに行っても良い。闘病中は"痒み"が一日中つきまとい、延々と何時まで続くかわからない不安に精神的に追い詰められました。

  4. アトピーを脱ステロイドで治すことを通じて精神的にさまざまなことを学んだ。貴重な体験である。十年前に比べて公私ともしんどくなっていますが再発せずに過ごしているのはメンタルコントロールのお陰。患者自身が甘えを減らし、自ら乗り越えていこうという意志を持って治療に臨む必要があります。自己改革です。

  5. 今はほとんど症状がないが、ひとつの個性として付き合っていくしかないかと考えています。アトピーがなければ考えないことを考え、アトピー故に気付いたこともある。人生においてプラスになった面もあると考えている。肉体的な条件でマイナスがあるのはアトピーに限らない。アトピーを否定的にとらえない。

  6. 本当に綺麗になった人なんているの?という疑問に対する答えは私自身―この方は赤ちゃんの乳児湿疹で来院されました。アトピー性皮膚炎の名残はありませんでした。

 

 


お問い合わせ個人情報保護についてみなさまの権利とお願い

(C)Copyright 2006 Yodogawa Christian Hospital. All Rights Reserved.