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眼科


私たちは、白内障、緑内障など一般的疾患の安全確実な治療と、網膜疾患の専門的な高度な治療を目指しています。

一般的な眼科疾患の診断、治療を幅広く行っていますが、特に加齢黄斑変性を代表とする黄斑部の病気や糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症の診断、レーザー、硝子体薬物注射、網膜硝子体手術は部長中心に積極的に取り組んでいます。白内障を中心に網膜硝子体手術、緑内障手術、外眼部疾患の手術など、角膜移植以外の眼科手術全般を行っています。白内障手術は入院、日帰りの両方で行っており、患者様の御希望や全身状態などを考慮して選択しています。網膜剥離など緊急を要する病気には、できる限り早期に手術治療ができるよう、病棟、手術室と連携して体制を組んでいます。そして、当院が母子医療に力を注いでいるため、未熟児網膜症の症例が多く、レーザー治療を早めに行うことにより大多数の赤ちゃんで失明を食い止めています。
白内障手術は約1~2か月程お待ちいただいています。
1993年より地域の先生方との交流をかねた勉強会を年2~3回開催し、積極的に情報交換に努めています。病診連携を密接に行っておりますので、病状が安定しましたら、自宅近くの開業医の先生に診察をお願いしています。そして当院には数ヶ月に一度受診していただいたり、病状が悪化すれば再度御紹介いただいたりしています。また、当科の設備が不十分な病状に対しては、大学病院(大阪大学、大阪医科大学など)と連携し、最良の治療をめざしています。
当科の目標は、眼科の一般的疾患(白内障、緑内障など)の安全確実な平均レベル以上の治療と、網膜疾患の専門的な高度な治療です。さらに患者様のお話をよく聞いて、心や魂の痛み、家族の悩みにも関与し、当院の理念である「全人医療」を眼科的に推進していきたいと考えております。

 

医療設備

レーザー光凝固装置、角膜内皮測定装置、非接触眼圧計、屈折測定装置、超音波眼軸測定器、非接触眼軸測定装置(IOLマスター)、網膜電図。ゴールドマン視野計、ハンフリー視野計。光干渉断層計。手術装置:超音波水晶体摘出装置2台。硝子体切除装置2台。手術用顕微鏡2台。手術機械はトラブルに備えて、常にバックアップを用意している。


【眼科を初めて受診される患者さんへ】

散瞳(さんどう)検査について
眼科では、症状にもよりますが、目の底にあるフィルム(網膜:もうまく)を診察する眼底検査(がんていけんさ)ために、散瞳剤(瞳を開く目薬)を点眼することが多いです。すると、5-6時間、ぼやけて見えたり、まぶしくなるという症状がでます。車やバイクを自分では運転ができなくなりますので、付き添いの方に運転をお願いするか、公共の交通機関で受診して頂きますようお願い申しあげます。
詳しくは眼科だより(第4号、2006年6月)をご参照下さい。


【眼科の代表的症例】

▼ 代表的手技

 

眼内レンズの挿入。レンズは折り畳んだ状態でインジェクターという挿入器を使用して眼内に挿入しますので、切開創は約2.5~3mmです。


▼ 手術風景

 

手術用顕微鏡を用いて術者と助手もしくは看護師との2名で手術を行います。手術は最新の器械を使用し、基本的に局所麻酔で行います。


▼ 成熟白内障

   

成熟白内障の術前・術後写真を示します。高度に進行した白内障であっても、手術により治療が可能です。


▼ 加齢黄斑変性症

 

加齢黄斑変性症に対し、最新の治療である抗VEGF治療薬の硝子体注射を積極的に行っています。本治療は加齢黄斑変性症で生じる脈絡膜新生血管に対し特異的に作用し、その活動性を抑制・退縮させることを目的とします。写真は治療前後の眼底と、OCT(光学的干渉断層計)検査の状態です。左上は治療前で、網膜(光を感じる膜)の中心にある黄斑部に白い脈絡膜新生血管(A:脆い異常な血管)と出血(B)を認めます。左下は網膜を横から見たところで、網膜(C)とその奥の脈絡膜(D)との間に、盛り上がった脈絡膜新生血管(E)を認めます。右の治療後は病変の縮小と視力の改善を認めます。



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